【事業譲受のお知らせ】インタビュー記事をリリースしました

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【事業譲受のお知らせ】インタビュー記事をリリースしました

このたび、合同会社バトラヴォは、株式会社ノックラーンが展開してきた教育事業「KnockLearn」「KnockLearn DIVE」の2事業を譲り受けました。

今回は、ノックラーン社の代表福本さんと弊社代表津野へのインタビューを通して、譲渡の対象となった事業の内容、事業譲渡の経緯や今後の事業の展望についてご紹介します。

福本 英
株式会社ノックラーン 代表取締役社長
福本 英
兵庫県姫路市出身。九州大学経済学部卒業。株式会社ビズリーチ(現 Visionalグループ)に入社し、スタートアップ/ベンチャー企業・外資系企業・日系大手企業の中途採用コンサルティングを担当したのち、2022年3月にオンライン家庭教師KnockLearnを創業事業として株式会社ノックラーンを創業し、代表取締役に就任。
その後、KnockLearn DIVE事業を立ち上げ、全国各地で熱い想いを持った高校生を対象にサービスを提供。また、生成AIスタートアップのN-2期から上場までの採用全体をHead of Talent Acquisitionとして統括し、東証グロース市場上場に貢献。HR領域にて立ち上げたRecboo事業においては、現在45社を超えるVC/CVCと提携しながらシード~シリーズDのスタートアップや上場ベンチャー企業に対して、CXO~マネージャークラスのハイレイヤー人材の採用やDeepTechスタートアップにおける研究者/エンジニアなどの採用難易度の高い職種の採用、採用体制の0→1構築などの支援を提供。3期目の途中(2024年12月)に株式会社エアトリ(東証プライム6191)に株式売却を行い、現在エアトリ子会社代表として活動中。プライベートでは2022年8月より富山県に移住し、現在富山と東京の2拠点生活中。趣味はスポーツ観戦、草野球、読書、休日の料理など。
津野 美咲
合同会社バトラヴォ Founder/CEO
津野 美咲
愛媛県松山市育ち。神戸大学経済学部卒業。新卒で株式会社三井住友銀行で法人審査を中心にファイナンス分野に従事。その後、環境経済分野への強い興味から、再生可能エネルギーのメガベンチャーでプロジェクトファイナンスやM&Aに携わる。2022年10月に合同会社バトラヴォを創業。
アートをツールとして発達特性を持つ子どもたちやギフテッドの子どもたちの居場所としてアート教室から起業。2024年1月、フリースクール「みんなのプロジェクト学校」を社団法人化し理事としても就任。2024年4月にバトラヴォにて教育オウンドメディアと子どもたちの才能発掘のためのWEB診断を同時ローンチ。オンライン専門家相談やAI子育て相談サービスも提供。趣味は絵を描くことと、生き物。好きな言葉は『破壊と創造』。

01. 事業について

──ノックラーンはどんな会社ですか?

ノックラーン
福本

ノックラーンは2022年3月に創業した、オンライン教育事業を展開する企業です。はじめは、オンライン家庭教師「KnockLearn」からスタートしました。高校生向けに、受験対策だけにとどまらない「本当の学力」を育む教育を提供しています。

単なる教科知識の習得ではなく、思考力、問題解決能力、学習姿勢といった、社会に出てから本当に必要なスキルを培うことが目標です。一人ひとりのペースに合わせた個別指導を通じて、生徒自身が自分の学習スタイルを発見できるようにサポートしています。

その後、KnockLearnの知見を活かしながら、より深い学習体験を提供する「KnockLearn DIVE」という事業を立ち上げました。DIVEは、全国各地で意欲的な高校生を対象に、社会実践型の学習プログラムを展開しています。

DIVEの特長は、実際の企業や社会課題に向き合うことで、学びを「自分事化」できるということです。参加者たちは、単に知識を学ぶのではなく、現実の問題解決を通じて、自分たちの可能性を発見していきます。

こうした取り組みを通じて、ノックラーンは「教育の可能性を広げる」というミッションのもと、高校生の成長を支援し続けてきました。

──バトラヴォはどんな会社ですか?

津野

バトラヴォは、2022年10月に創業した、子どもたちの「才能発掘」をテーマにした教育事業を展開する企業です。アートを手段としながら、発達特性やギフテッドの子どもたちが、自分らしさを発見できる環境づくりに取り組んでいます。

最初は、小規模なアート教室から始まりました。そこで気付いたのは、既存の学校教育では拾いきれていない、多様な才能や個性が、社会には必要とされているということです。その後、その思いを広げるために、フリースクール「みんなのプロジェクト学校」を社団法人化し、理事としても活動を開始しました。

2024年4月には、バトラヴォにて教育オウンドメディアと、子どもたちの才能発掘のためのWEB診断を同時にローンチしました。「Gifted Gaze」というメディアを通じて、子どもたちの多様な可能性について、保護者や教育者に向けた情報発信を行っています。

さらに、オンライン専門家相談やAI子育て相談サービスも提供しており、子育ての悩みに対して、より多くの家庭がアクセスできるようなサービス開発を進めています。

バトラヴォのビジョンは、「すべての子どもたちが、自分たちの個性と才能が活かされる社会を作る」ことです。多様性が尊重され、一人ひとりが輝ける社会への実現に向けて、日々取り組んでいます。

02. 事業譲渡の経緯について

──福本さん、バトラヴォへの事業譲渡を決めた理由は何でしょうか?

福本

事業譲渡に至った背景には、複数の要因があります。2024年12月に、私が携わっていたRecboo事業が東証プライム上場の株式会社エアトリに売却されることが決まりました。その時点で、KnockLearnとKnockLearn DIVEの事業運営に集中するリソースが限られていたのです。

KnockLearnとDIVEは、素晴らしい事業ですが、その成長を加速させるためには、より多くの経営資源と、事業に専念できる組織が必要でした。私一人では、これらの事業を十分にサポートしていくのが難しいと感じていました。

同時に、バトラヴォの津野さんと話し合う機会があり、彼女のビジョンと、KnockLearnやDIVEの理念が非常に近いことに気付きました。子どもたちの個性や才能を発掘し、伸ばすというコンセプトで、両社の方向性が一致していたのです。

また、バトラヴォは既に「みんなのプロジェクト学校」やGifted Gazeなど、多様な教育プログラムを展開しており、KnockLearnやDIVEと組み合わせることで、より統合的で包括的な教育サービスを提供できる可能性を感じました。

結果として、事業譲渡という形で、これらの事業がより成長できる環境に移行させることが、生徒たちにとっても、事業の発展にとってもベストだと判断しました。

──津野さん、ノックラーンの事業譲渡を受けた理由を教えて下さい。

津野

KnockLearnとDIVEを譲り受けることで、バトラヴォが目指す「才能発掘と伸長」のエコシステムをより完成させることができると確信しました。バトラヴォは現在、オウンドメディア、WEB診断、フリースクール、オンライン相談サービスなど、複数の事業を展開していますが、KnockLearnとDIVEを加えることで、発見した才能を実践的に伸ばすためのプログラムが充実します。

特に、DIVEの社会実践型学習プログラムの仕組みは、私たちが理想としている「Minerva University」のような、世界中の社会課題に向き合いながら成長する学習体験を実現する上で、非常に貴重です。福本さんが構築した教育ノウハウを活かすことで、バトラヴォのビジョンをより早く、より大きなスケールで実現できると考えています。

事業譲渡によって、子どもたちの成長機会がより広がり、親御さんたちがアクセスできるサービスの質と量が向上することに、この上なく喜びを感じています。

ノックラーン福本社長と バトラヴォ津野
ノックラーン福本社長(左)とバトラヴォ津野(右)

03. 対象事業のこれからについて

──今後の展望を教えて下さい。どんなことを描いていますか?

バトラヴォ津野
津野

KnockLearnとDIVEは、「Learn DIVE」というサービス名へと統一し、より統合的なプログラムとして再構築していく予定です。前半は基礎学力と思考力を養う「学習プログラム」、後半は実際の社会課題に向き合う「実践プログラム」という、二層構造で構成されています。

学習プログラムでは、受験対策だけでなく、自分の頭で考える力、課題解決能力、コミュニケーション能力など、社会で本当に必要なスキルを育みます。そして、それらの力を実際に使う場として、社会実践プログラムが位置づけられています。

また、参加者が自分自身を理解し、自分たちの個性がどのような才能として発揮されるのかを認識するための「自己理解プログラム」も組み込む計画です。バトラヴォが展開するWEB診断やメディア、フリースクールなどの他事業と連携させることで、よりホリスティックな教育体験が実現できると考えています。

最終的には、Learn DIVEを通じて、より多くの高校生が自分の可能性を発見し、その先の進路選択や人生設計においても、自信を持って選択できるようなサポート体制を構築したいです。

04. 最後にメッセージ

──ノックラーンからバトラヴォにメッセージをお願いします。

福本

KnockLearnとDIVEは、私たちが「高校生たちの可能性を最大化する」というDNAを込めて構築した事業です。その過程で、素晴らしい生徒たちとの出会いや、教育に対する信念が形成されました。今、その事業と想いをバトラヴォに引き継いでいくことに、深い満足感を感じています。

津野さんと彼女のチームが、このDNAをしっかり受け継ぎながら、さらに発展させていってくれることを確信しています。私自身も、今後も何らかの形で、この教育活動に携わり続けたいという想いを持っています。ノックラーンのミッションはバトラヴォの中で、より多くの高校生たちに届き、成長の機会をもたらすと信じています。

──最後に、お二人から保護者や生徒の方にメッセージをお願いします。

福本

KnockLearnやDIVEに参加してくれた生徒たちや保護者の皆さんに対して、心からのお礼を申し上げます。皆さんの信頼と支援があったからこそ、私たちは教育事業を続けることができました。今後も、バトラヴォの中で、皆さんの期待に応えられるサービスが提供されることを願っています。

津野

KnockLearnやDIVEで培われた教育の理念や、福本さんが築いてきたコミュニティの信頼は、バトラヴォにとって本当に大きな財産です。これからも、その遺産を大事にしながら、さらに新しい視点を加えて、より包括的な教育サービスを構築していきたいと考えています。

子どもたちの無限の可能性を信じ、その才能を引き出す環境づくりに、これからも全力で取り組みます。生徒の皆さん、保護者の皆さんが、「Learn DIVE」を通じて、新しい発見や、自分たちの可能性に気付けるような、そんなサービスを目指しています。

私たちは、皆さんの成長を心から応援しています。一緒に、新しい学びの冒険を始めましょう。

いうと
インタビュアー
いうと Iuto

通信制高校に在学中。複数のスタートアップ企業でライターや広報として従事。2025年バトラヴォに参画、広報やコンテンツ制作、コミュニティ運営に携わる。

「KnockLearn」「KnockLearn DIVE」は、「Learn DIVE」として2025年6月にサービスオープンしました。

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